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「姿勢がいいと痩せる理由|ダイエット効果が出る“動き”の秘密

2025/03/26

「痩せたくて運動してるけど、なんか成果が出ない…」

「頑張って背筋を伸ばしてるのに、むしろ腰が痛い…」

そんな風に感じている方、もしかしたら“姿勢”と“動き方”にヒントがあるかもしれません。


「姿勢を良くすると痩せるらしい」


SNSや雑誌でそんな言葉を見かけて、
「え?本当に?」
と思ったことはありませんか?







実は最近、ダイエット目的で姿勢を改善したいというクライアントさんが増えています。
でも、なぜ姿勢を整えることがダイエットにつながるのか、その仕組みまでは意外と知られていません。


今回は、姿勢とダイエットの意外な関係、そして本当に大事なのは
「止まった姿勢」ではなく「動きの質」だというお話をしていきます。


1. 姿勢は“静止画”ではなく、“動画”でとらえる


私たちはつい、「姿勢=立ち方」だと思いがち。
でも実際には、姿勢は静止した瞬間の形ではなく、動きの質に現れるものなんです。



たとえば



  • 立っていると反り腰なのに、座ると背中が丸まる
  • 四つ這いになるとお腹が抜けて腰が反る(または丸まる)
  • スクワットすると、腰を反って支えようとしたり、または股関節が深く曲がらずに腰が丸まってしまったりする


こうした動きのクセは、表面的な姿勢の見た目以上に、

筋肉の使い方や関節の使われ方に大きな影響を与えています。



2. 股関節の使い方で、姿勢も動きも変わる








姿勢は、骨盤や背骨だけで決まるものではありません。

実は「股関節の使い方」が変わると、姿勢も動きも大きく変わるんです。






股関節の動きが滞ってしまい、身体の連動がうまくいかなくなると、

腰や太ももに頼った動き方になってしまいます。



これが反り腰や腰椎屈曲(腰が後弯する)、つまり腰を丸める動きのクセ、

そして太もも前が張るといった原因につながっているケースも少なくありません。



実は、多くの方が無意識のうちに、太ももの骨の先端(=大腿骨頭)が

前にズレたような位置で立ったり座ったりしていることが多いんです。



本来、股関節は曲げる時に「太ももの骨の先端が骨盤の中で後ろにスライドするように動く」

のが自然なのですが、普段から姿勢が崩れていたり、

お尻の筋肉がうまく使えていなかったりすると、

その骨の位置が前に押し出されたまま固まってしまうことがあります。




この状態が続くと、しゃがむ・立ち上がるなどの動きのときに、

股関節の前側で骨や組織が詰まる感じや、動かしづらさが出てくるんですね。




この前に押し出されたポジションというのは、

表面的には「姿勢が悪い」だけに見えるかもしれませんが、

実際は関節の中の滑らかな動きが妨げられている状態。








すると、動きを代償するように腰を反らせたり、丸めたりしてしまい、

太もも前の筋肉ばかり使うことで、反り腰や腰の丸まり、

そして体のアンバランスにもつながってしまうんです。




インナーマッスルを働かせるには、股関節がぐらつかずに安定していることが大切です




股関節がしっかりと機能すると、

お腹の奥の筋肉(インナーマッスル)が自然と働きやすくなり、

体幹が安定しやすくなります。



だからトモミピラティススタジオでは、股関節の動きをとても丁寧にお伝えしています





ピラティスの動作ひとつひとつで、

「股関節から曲がれているか?」
「そのとき腰は無理していないか?」
という細かい動きにフォーカスすることで、インナーマッスルが
自然に使える身体へと導いていきます。







3. 骨盤・肋骨・頭部――この3つの配置がカギ



ピラティスでは、「姿勢」はパーツごとに見るのではなく、

骨盤・肋骨・頭部の位置関係

といった、全体のつながりとして捉えることが大切だと考えます。



例えば…





  •  骨盤が前方にずれて前に傾きすぎると、肋骨が開いて腰が反りすぎてしまいます。

    た、逆に骨盤が後ろに倒れすぎる(後傾)と、背中が丸まり、体幹の支えが失われやすくなります。

  •  肋骨が前に突き出すと、頭が後ろに引かれ、首や肩の緊張が強くなります。
  • 頭部が前に出ると、胸が落ち、背骨を支えるインナーマッスル(腹筋)も使えなくなってしまいます



姿勢を評価するときに、意外と多く見られるのが、
「スウェイバック姿勢」と呼ばれるような、
骨盤が前に押し出され、肋骨が後ろへずれ、頭部が前方に落ちたような姿勢になることがあります。
この姿勢は、一見背筋が伸びているように見える場合もありますが、
実際には肋骨が後ろに引かれ、体幹の働きが低下している状態です。




本人としては「背筋を伸ばして良い姿勢をとっている」
と感じていても、実は背骨の自然な湾曲が失われ、関節の遊びがなくなり、
動きの自由度を失っていることが少なくありません。





このように、骨盤・肋骨・頭部の「配置のバランス」が崩れると、
体幹の筋肉がうまく働かなくなり、呼吸が浅くなったり、
姿勢を維持するために余計な筋肉に力が入りやすくなったりします。
結果として、体全体のエネルギー効率が下がり、
消費エネルギーが減ることで代謝にも影響が出てしまうのです。




つまり、ただ“背筋を伸ばす”のではなく、体の各パーツが連動して整っていることが、
機能的な姿勢=動ける体=痩せやすい体につながるというわけです。



4. 姿勢を整えると、なぜ痩せるの?



姿勢が崩れると、体はどこかで無理してバランスを取ろうとします。

たとえば腰を反らせたり、くたっと腰を丸めたり、太ももに力を入れすぎたり。


こうした代償動作が続くと、特定の筋肉ばかりが繰り返し使われることで、

その部位に負担がかかりやすくなります。




特に太もも前や腰周りなどは、

常に力を入れて使っている状態になりやすく、血流が滞ったり、

筋肉の柔軟性が低下したりして、

脂肪が落ちにくい“痩せにくい部分”になりやすいのです。




また、関節の動きが制限されたり、筋バランスが崩れることで、

全身の連動がうまくいかず、動作そのものがぎこちなく感じるようになります。




一方で、骨盤・肋骨・頭部の位置が整っていると、呼吸が深くなり、

インナーマッスルが自然と使える状態になります。

そうすると体幹が安定し、無理なく姿勢をキープできるようになり、

日常の動きすべてが“ちょっとしたエクササイズ”になるのです。







それが、姿勢改善がダイエットにつながる“本当の理由”です。




5. トモミピラティススタジオでは「動きの質」を整えます。



ピラティスは、「正しい姿勢に矯正する」ものではありません。

自分の体を“正しい位置”に導きながら、

動きをコントロールする力を高めるトレーニングです。







特にトモミピラティススタジオでは、次の3点を大切にしています




  •  骨盤・肋骨・頭部の配置バランスを整える
  •  動きの中でインナーマッスルを使える身体を育てる
    (動きの中で、良い姿勢に気付いていただく働きかけや、重力に対して身体を上に引き上げるお声がけと動作の導き)
  •  姿勢を“止まった形”ではなく“しなやかな動作”として育てていく






あなたの姿勢、見た目だけで整っていると感じていませんか?
もしかしたら、関節の動きを止めて“形”で固めているだけかもしれません。




一方で、猫背や反り腰のように、誰が見ても

「姿勢が悪い」とわかるパターンもあります。



背中が丸まりすぎたり、腰が過度に反っていたりすると、

見た目だけでなく動きのバランスも崩れやすく、体への負担も大きくなります。




どちらのタイプも共通して言えるのは、姿勢を「静止した形」として捉えるのではなく、

「動きの中の連動性」として見直していくことが大切だということ。




美しく痩せて見える人って、実は“動き”が綺麗なんです。

所作がしなやかで、自然に姿勢が整っている。




「姿勢を変えて痩せたい」なら、

まずは動きの質を見直すこと。

それがあなたの身体を、無理なく美しく整えてくれます。







Tomomi Pilates Studio



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